ハナスバ2017 / 5月

音楽は聞くものなのか?
― 無音のアート・ドキュメンタリー映画「LISTEN」から考える ―
2017年5月13日(土)・14日(日)

映画「LISTEN リッスン」について
耳の聞こえない聾者(ろう者)たちが自ら「音楽」を奏でるアート・ドキュメンタリー映画。楽器や音声は介さない。彼らは、自身の手、指、顔の表情から全身に至るまで、その肉体を余すことなく駆使しながら視覚的に「音楽」空間を創り出していく。出演者は国内外で活躍する舞踏家から、演技経験のない一般の聾者まで多彩な顔ぶれが集まる。彼らは各々に「音楽が視(み)える」と語る。聾のアイデンティティーを持つ二人の共同監督が「新たな音楽」の扉をひらく。

監督:牧原依里・雫境
2016年/日本/音声なし/58分


[ 福井市上映会 ]
2017年5月13日(土)

会場:福井 北ノ庄クラシックス(福井市中央1-21-36 柴田神社小路)

昼の部
受付開始 14:30
映画上映 15:00~16:00
※終了後、共同監督によるアフタートークがあります。

夜の部
受付開始 18:30
映画上映 19:00~20:00
◎トークセッション 20:10~21:40
※手話通訳・要約筆記が入ります。
※希望者は打ち上げにご参加いただけます。(別途料金が必要・申込時要お問い合わせ)

参加費(税込):
各回1,500円(1ドリンク付き)

定員:
各回40名


◎トークセッション
音楽は聞くものなのか?― 無音のアート・ドキュメンタリー映画「LISTEN」から考える ―
話し手:
牧原依里(「LISTEN リッスン」共同監督)
雫境(DAKEI)(「LISTEN リッスン」共同監督)
熊野壮一郎(福井県ろうあ協会青年部長)
渡辺里美(福井県ろうあ協会職員)
朝倉由希(静岡文化芸術大学非常勤講師)

司会進行:荒川裕子(福井芸術・文化フォーラム)

話し手のプロフィール


[ 越前町上映会 ]
2017年5月14日(日)

会場:だいこん舎(丹生郡越前町小曽原120-3-20 越前陶芸村内)

受付開始 11:00
映画上映 11:30~12:30
※終了後、おそばを食べながら共同監督との交流会を行います(手話通訳が入ります)。

参加費(税込):
2,000円(おろしそば付き)

定員:
30名


お申し込み方法:
「メール」「電話」「FAX」いずれかの方法にて、下記までお申し込みください。
メール、FAXの場合、件名を「5月ハナスバ申込」とし、下記を明記してください。
・お名前(ふりがな)
・ご住所
・連絡先電話番号
・ご希望の回
・このイベントをお知りになったきっかけ

※4月13日(木)よりお申し込みを受け付け、定員になり次第締め切ります。
※お申し込みの際にいただく個人情報はイベント受付管理に必要とし、それ以外には利用いたしません。

お申し込み先:
福井芸術・文化フォーラム
電話 0776-23-6905 (月~金10:00~18:00/土日祝休)
FAX 0776-23-7905
お問い合わせフォームから申し込む


ハナスバ2017/5月牧原依里(映画監督)
「LISTEN リッスン」共同監督
聾の親を持つ。小学2年まで聾学校に通い、小学3年から普通学校に通う。大正大学で臨床心理学を専攻。会社に勤めながら映画制作を行っている。2013年ニューシネマワークショップ受講。2014年『今、僕は死ぬことにした』(短編映画)上映。

 

ハナスバ2017/5月雫境(DAKEI)(舞踏家、雫・主宰)
「LISTEN リッスン」共同監督
2000年東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了、美術博士号取得。大学院在籍中、「舞踏工房 若衆」主宰・鶴山欣也の誘いを受け、舞踏を始める。2000年に「雫」を旗揚げ。国内のみならずスペイン、韓国、ペルー、トルコなど海外でも公演し世界中を舞台に活動。

 

ハナスバ2017/5月熊野壮一郎(福井県ろうあ協会青年部長)

 

 

 

 

ハナスバ2017/5月渡辺里美(福井県ろうあ協会職員)

 

 

 

 

ハナスバ2017/5月朝倉由希(静岡文化芸術大学非常勤講師)

 

 

 

 


ハナスバとは?

福井芸術・文化フォーラムが2015年から始めた対話の場。県内外の表現者やプロデューサー等の「話し手」を招いて、アートは境界や分野を越えて社会を切り拓く可能性があるということを考える。フラットな場において分野の違う人たちが出会い交流することで、新たなアクションが生まれるきっかけ作りを目指す。


ハナスバ2017

「わたし」と「あなた」の間にある
「境界」を考える1年。

– 2016年、『境界』を『越える』ことを改めて考えたい –
ハナスバ2016は所属や立場を越えて人がつながれば新たなアクションが生まれるだろうと考え、各回さまざまな切り口で出会いと対話の場をつくってきました。
人と人の間の「境界」を「越える」ことは、相手を知ることからまず始まる。
「わたし」は「あなた」の常識に揺さぶられながら「わたし」は「あなた」を知っていく。
「わたし」はすぐ隣にいる「あなた」を思い、「あなた」は「わたし」を思う。
「わたし」を生きるのではなく「あなた」を生きる。
ハナスバ2017は、「『あなた』を生きることができるのか、できないのか」を問い続けます。


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オモテ(pdf 485KB) / ウラ(pdf 619KB)


●主催・企画
NPO法人福井芸術・文化フォーラム

●助成
(一財)三谷市民文化振興財団

●協力
TSUMUGU ART PROJECT(越前町上映会)

●後援
福井市、福井市教育委員会、(福)福井県社会福祉協議会、(福)福井市社会福祉協議会、(福)越前町社会福祉協議会、福井県ろうあ協会、福井新聞社、FBC福井放送、福井テレビ、FM福井、福井ケ-ブルテレビ・さかいケ-ブルテレビ、福井街角放送、月刊URALA


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