福井県における障害者文化芸術活動推進のための研修会

2017年11月27日(月)
福井市文化会館(大会議室)


障害のある人の文化芸術活動支援について、国の取り組みと展望、活動をサポートする中間支援の役割を学ぶ研修会を開催し、障害福祉事業所関係者や支援学校教諭、社会福祉協議会職員、劇団関係者など50名の方々に参加いただきました。
障害のある人の文化芸術活動は自立や社会参加に効果をもたらすこと、そして、その活動をサポートする中間支援組織は活動推進のためには不可欠な組織であることを共有しました。中間支援組織の役割は、相談支援・研修会の実施など個々の活動支援や、ネットワーク作り・作家の発掘や情報発信など裾野を広げることと才能を伸ばす取り組みも行い、多岐にわたります。
参加者の方からは、「文化芸術活動が豊かになることは支援の質につながることが分かった」「障害者支援の本物をみた」「今後の展開にワクワクする」などの感想をいただきました。
障害のある人の文化芸術活動は、福祉と芸術文化が分野を越えて連携することで、新しい価値(コミュニティの形成)が生まれていくということでもあります。当フォーラムとしても、現場のニーズに合わせた関わりを考え、実践に移していけたらと思っています。

会場内では県内外のアール・ブリュット作家の作品展示や資料映像の上映等もあわせて行いました。


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