芸文講座|芸術・文化活動と知的財産権の基礎知識 および最近の話題から(続)

2012年2月19日(日)
14:00~15:30 (受付開始13:40)
福井市文化会館(第3会議室)

「舞踊又は無言劇の著作物」(振付)等の細部権利についての解説も

昨年開催し好評をいただいた同講座の続編を開催します。著作権、上演権、脚色権、放送権、出版権や、特許権、商標権等の総称である知的財産権について概要と体系、判例等を解説し、利活用やトラブルに際してのフォーマルな問い合わせ先や、理解の参考となる関連図書等を紹介します。


講師:

山下博

プロフィール


主な内容:

●はじめに、知的財産権全般と主要権利について説明します。

●芸術・文化活動における知的財産権のなかでも特に「著作権」について、事例を交えながら解説します。
・著作者の権利、実演家の権利とそれらの支分権に関して。
・関心を高めている「舞踊又は無言劇の著作物」(著作権法第10 条1 項3 号)について詳しく触れてみます。

●最近の話題から――
・福島第1 原発事故が原因で演奏家らの来日が中止となり被害を受けたとして日本クラシック音楽事業協会が東京電力に損害賠償を請求する方針を固めている件
・東日本大震災後のAC ジャパンのテレビCM を契機とする「金子みすゞブーム」とこの部面での様々な波紋(「金子みすゞ」は商標登録済み、長門市役所・下関市役所の対応等) など

◎『著作権テキスト~初めて学ぶ人のために~平成23 年度版』(発行:文化庁長官官房著作権課)及び『知的財産権制度入門・平成23 年度版』(発行:特許庁)からの要約を含むレジュメをお配りします。


日程:
2012年2月19日(日)
14:00~15:30 (受付開始13:40)

会場:
福井市文化会館 (第3会議室)
所在地 福井市春山2-7-1
電話 0776-20-5010


対象:
芸術・文化や著作権に関心のある方をはじめ、どなたでもご参加いただけます。

定員:
20名(申込先着順)

参加費:
無料

お申し込み方法:
下記まで電話にてお申し込みください。

お申し込み・お問い合わせ:
福井芸術・文化フォーラム
電話 0776-23-6905 (月~金10:00~18:00/土日祝休)


山下博(やましたひろし)
ヤマシタ・アソシエ 所長・経営士。NPO 法人福井県発明くふう研究会副理事長、NPO 法人アートNPO リンク正会員、NPO 法人福井芸術・文化フォーラム理事、大阪観光大学観光学研究所客員研究員。修士(学術):論文タイトル『産業財産権志向経営の現状と課題~「特許流通」問題を中心に~』。放送大学同窓会連合会理事・福井同窓会長。著書『やさしい電子特許出願の実務』(オーエス出版)ほか。日本テレビ網 『ズームイン!!朝!』 に冬の暮らしのアイデア品で出演など。


チラシを表示する(pdf 136KB)


●主催
NPO法人福井芸術・文化フォーラム


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