みなぶたのんびり哲学カフェ

2018年11月10日(土)
福井市民福祉会館 4階 ボランティアルームA・B (フェニックス・プラザ)


「みんなで舞台に立とう!!」の実行委員向けに、思考と対話の場「哲学カフェ」を実施しました。
まずは、参加者一人一人から自己紹介していただくなかで出てきたキーワードをもとに、テーマを決定します。そうして決まったテーマは、「障害を理解するとは?」。

前半では、「理解する」という言葉ひとつについても、様々な意見がでました。知識(情報など)を知っていると言う事なのか?それとも、ただその人自身を一度受け入れてみるという行為そのものなのか?ふだん当たり前に使っている言葉について、あらためて考える事が出来るのは哲学カフェの特徴といえるかもしれません。

「障害を理解する」と言うこと自体を、普段より少し抽象的に捉えてみることで、それまで見ていた視野の狭さや他の方の見え方に耳を傾けてみるという、思考と対話の時間が過ぎていきました。

後半は、毎年の舞台発表を通じて「みんなで舞台に立とう!!」はどんなことをお客さんに伝えたいのか、楽しんでもらうだけでいいのか?参加している子どもたち自身についてもっと理解を深めて欲しいのか?感動するってどういうこと?など、活動にまつわる話にどんどんと話題が広がっていき、予定の時間を過ぎてもまだまだ話したいことが山積みとなりました。

進行:
・砂連尾理(じゃれお・おさむ)(ダンサー・振付家・立教大学現代心理学部特任教授)
・西村高宏(臨床哲学者・福井大学准教授) / 近田真美子(福井医療大学・准教授)


みなぶたのんびり哲学カフェ