レクチャー!レポート!ディスカッション!「ケア?活動?創作? 障害者アートをのぞいてみる」

みなぶたフォーラムvol.2

2022年11月13日(日)
13:00~16:00 (受付開始12:40)
福井市美術館 アートラボふくい (講堂)

レクチャー!レポート!ディスカッション!

このフォーラムは、日本の障害者アートとは何かを見つめ直し、「障害者とアートのきほん」をおさえる試みです。

はじめに、知的障害のある人のアート工房を開いている美術作家の米田昌功さんから「障害者とアート」についてレクチャーいただき、つぎに、新潟県で障害のあるアーティストを発掘・支援しているアートディレクター角地智史さんから「ケアだけでない、ケアを越えたところにあるアート活動の可能性」についてレクチャーいただきます。また、紙ロボット作家ムラタクンに活動拠点を提供している「民族音楽屋ココペリ」店主堀建一さんには、障害のある作家と地域をつなぐ活動について、経験も踏まえて話していただきます。

福井県では、福祉施設や行政が障害者のアート活動に関してさまざまな取り組みを行っていますが、一般にはまだまだ浸透していません。
可能性と才能のある障害者のアート活動について正しく理解し支援する方法と、美的価値をどう捉えていくのか。会場の皆さんと考えるディスカッションも行います。ぜひご参加ください。


日時:
2022年11月13日(日)
13:00~16:00
(受付開始12:40)

会場:
福井市美術館 アートラボふくい (講堂)
所在地 福井市下馬3-1111
電話 0776-33-2990
[ ハートフル駐車場・多目的トイレ・授乳室完備 ]


13:05~13:50
レクチャー1 
障害者とアートのあいだのほんとのところ?
米田昌功
障害者アートの捉え方について基本的な事項を押さえながら、創作の最前線で起きていることを事例をもとに共有します。創作の現場で起きているさまざまな「変化」について知る機会となります。

14:00~14:45
レクチャー2 作品が社会をひらく。「ものと語り」の現場から。
角地智史
障害者アートは、現在、創作環境を整え作品を社会に送り出す人々が、作品の「語り手」となり、作家を代弁する大切な役割も担っています。「作り手」と「語り手」の関係性から生まれる表現やその価値について、具体的事例を挙げ考察します。また、日本の障害者アートが過去にどのように語られ、展開されてきたのか、あるブームについても言及します。

14:55~15:55
事例報告 素敵! だから飾りたい ムラタクンと僕の店
堀 建一
世界各地の民族楽器を取り扱う店「ココペリ」(坂井市三国町)に、紙ロボット作家ムラタクンの常設ギャラリーがあります。作品に魅了された堀さんに、ギャラリー開設までの経緯や地域との関わりについて話していただきます。
後半は、会場の皆さんと、地域で(障害のある)作家の活動をどう支援・応援していけばよいのかを考えていきます。

◎後日、当フォーラムのYouTube チャンネルにてアーカイブを配信します。

>> プロフィール


対象:
障害者のアート活動に関心のある方、支援をしている方、障害を持つ方の保護者、行政および福祉施設関係者、アート活動を取り入れたい方、アート活動に参加したい方、アーティスト、愛好家など

定員:
30名(申込先着順)

参加費:
無料

お申し込み方法:
2022年9月30日(金)より下記「参加申込フォーム」または「電話」にて受け付けます。

※お申し込みの際にいただく個人情報は受付管理に必要とし、それ以外には利用いたしません。
※ウェブ申込の場合、折り返し受付確認のメールをお送りします。届かない場合は、お手数ですが下記までお問い合わせください。

参加申込フォーム

お申し込み・お問い合わせ:
福井芸術・文化フォーラム
電話 0776-23-6905 (月~金12:00~18:00/土日祝休)
メール geibun@geibun.info


米田昌功米田昌功 (よねだ まさのり)
ばーと◎とやま、アートNPO工房ココペリ代表、美術作家

2006年に現NPOの前身となる知的障害者を中心とした絵画グループを開設。美術からの視点を軸とした支援活動やアートイベントの企画運営に取り組んでいる。2017年には25年間務めた特別支援学校を退職し、支援センターを設立。美術集団「人人(ひとひと)展」会員。

 

角地智史角地智史 (かくち さとし)
新潟県アール・ブリュット・サポート・センター(NASC)アートディレクター

2013年新潟大学工学部人間工学科卒業。2016年、障害者アート支援活動モデル事業である「新潟県アール・ブリュット・サポート・センター(NASC)」発足とともに現職に就く。2020年には日本博での展覧会「アール・ブリュット-日本人と自然-in東海北陸」のキュレーターを務めるなど、新潟県のアート支援ネットワークの中心として、アートと福祉の垣根を越えて各種事業の企画、運営に取り組んでいる。また「水と土の芸術祭2018」では、写真家として障害とアートに関するプロジェクトを担当した。  写真:hitoshi tanaka

 

堀建一堀 建一 (ほり けんいち)
民族音楽屋ココペリ店主

福井県内で22年間繊維業界に携わり退職後、民族楽器のネットショップ「民族音楽屋ココペリ」を2020年に開業。2021年3月坂井市三国町に実店舗を開店。2021年7月より店の一角を紙ロボット作家ムラタクンの常設ギャラリーとして提供。現在、ムラタクンが月1回公開制作をしている。アンデス音楽、ムビラ奏者等のアーティストのライブも主催している。


チラシを表示する(pdf 2MB)


●主催
NPO法人福井芸術・文化フォーラム

●共催
東海・北陸ブロック障害者芸術文化活動広域支援センター

●後援
福井市、福井市教育委員会、(福)福井県社会福祉協議会、(福)福井市社会福祉協議会、福井新聞社、FBC、福井テレビ、FM福井、福井ケーブルテレビ・さかいケーブルテレビ、福井街角放送、たんなんFM79.1MHz


障害者の芸術活動に関する法律があることをご存じですか?

障害者の文化芸術活動を支援する動きは、国の「障害者の芸術活動支援モデル事業」(2014年)を皮切りに活発化し、「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」(2018年)が公布・施行されました。障害の有無にかかわらず創造・享受できるという文化芸術基本法障害者基本法の基本的な理念にのっとった法律です。


当フォーラムでは、これまでに障害者アートに関する次のような活動をしてきました。(一部抜粋)

2014年 フクイ夢アート2014自主企画 ムラタケ
2016年 ハナスバ2016/4月 脳熱(のうちゅん)な感じ誰か一緒に体験しない??~民間発の小さなアール・ブリュット展からみえたこと~
2017年 ハナスバ2017/5月 音楽は聞くものなのか?― 無音のアート・ドキュメンタリー映画「LISTEN」から考える ―
2018年 ハナスバ2018 ワーク×ライフ=幸福?! アートがしかける仕事と生活のよりよい関係
2019年 視覚や聴覚に障害のある人が文化施設に安心して来られるためのアクセシビリティ研修